ノロウイルスが怖い。
給食のパンにウイルスが付着していたとは、改めてノロウイルスの
怖さを知った。
食中毒を起こすウイルスの多くは、食品に菌が付着して、温度とか
湿度などの状態によって繁殖する。
ところがノロの場合はそうではないから厄介なのだ。
ノロウイルスは、1センチほどの大きさの中に約1億個の菌がいるという。
そういう意味では「がん」とよく似ていて、とても小さい。
人が発症するには、10個~20個のウイルスで十分だというから、
いかに見えにくいかがわかる。
誰でも発症するのではなく、体力が弱い人の場合に発症するらしい。
予防法は手洗いだというが、基本通りに手洗いをしていたら、手が荒れて
仕方がない。誰もやらないだろう。
感染しにくい免疫力を付けることが大事だが、高齢ともなるとそうはいかない。
のろいノロウイルスにやられないように、最低限の防御策を講じるほかないようだ。
よく食べ、よく眠る。暴飲暴食はしないことだ。
ここで一言・・・「がん」は、短くて数年、長くて20数年かかって見つかる。
40歳を超えた人の体内に「がん」がないとは言えない。
免疫力を保つためにも、新年会で飲みすぎないように、睡眠不足にならないように。