中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

オリンピック女子卓球にみる選手の国籍変更

 オリンピックとは国別対抗のスポーツ大会であるはずなのだが、
国籍を変えてまで出場する選手が増えてきて、わけがわからない様相を
呈してきている。
 女子卓球の場合でみると石川選手や福原選手が対戦した選手名に中国名が
多かった。石川選手の場合は対戦した5カ国の選手はすべて中国名だった。
いったいどこの国と戦っているのかといぶかしく思った。
 自国から出場できないから、国籍を変えてまでオリンピックに出たいということ
なのだろう。
 もし、この傾向が強くなればどうなるか。
ラソンの場合、年間記録の上位20のほとんどがアフリカ勢で占められている。
1カ国2名しか出場できないので、オリンピックにおけるアフリカ勢は少ないが、
もし、彼らが諸外国の選手として出るようになれば、オリンピックのマラソン
メダルは、間違いなくアフリカ勢に全部持っていかれることだろう。
 参加することに意義ありと言われるオリンピックだが、選手たちは、やはりメダルを
狙って日々研鑽している。しかし、国籍移動がこれ以上の流れとなると、選手たちも、
応援する方も楽しさが半減してしまうだろう。