中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

山本薫選手に大拍手を

 柔道女子の山本薫選手の形相は「相手を生かして返さない」というほどの
ものだった。試合中の攻め方にも迫力があった。
 あのような形相までして勝つということに批判もあるらしいが、私はそうは思わない。
彼女は、恥じらいなどを捨てて、自分らしく結果をもとめてたたかったと褒めてあげたい。
 体操の内村選手が獲るまで「金メダル」は彼女のものだけが燦然と輝いていた。
やっと体操の内村航平が期待通りの金メダルで2個目というさびしさである。
 メダルが取れなくても、選手たちはよく活躍していると思う。代表に選ばれるだけで
大変な努力が要る。卓球の石川選手などは、ランキングを上げるために2年間で20回もの
海外試合に参加したそうだ。
 水泳女子の星選手などは難病にかかりながらのメダル獲得だったし、水泳男子の入江君は
喘息で苦しみながらのメダル獲得だった。オリンピック選手が恵まれた身体の持ち主だと
ばかり思っていたが、そうではなかったのだ。
 どの選手にも拍手を送りたい。特に決勝戦に残った選手たちには大きな拍手を上げたい。
外国では、メダル獲得も褒められるが、「ファイナリスト」(決勝戦に残った)たちは称賛される。
 どの種目のみんなよく頑張っている。凄い!! 胸を張って帰国してほしいと思う。
だが、次の4年後は、だれもが山本選手に見習って、もう少し勝ちたい!!という気持ちを
前面に出せる選手になってほしいとも思う。