中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

海江田大臣・「忍」の一字を考える

 参院予算委員会で、海江田万里経済産業大臣の左掌に、太字のペンで
書かれたものらしい「忍」の一字がカメラがとらえていた。
 この「忍」の一字は、菅首相に翻弄される担当大臣の切ない心だと
同情的に受け止められているようだ。
 ちょっとおかしいのではないか。
何でもかんでも菅おろしにつなげるのもおかしい。そもそも大臣とも
あろう人が、掌に「忍」の一字を書いて国会の議場に入るなんて幼稚すぎる。
小学生じゃあるまいし、掌に書いてまで耐えてるなんでバカらしい。
言い換えれば、海江田さんは苦労知らずのボンボン育ちではないのか。
 吉良上野介のいじめに耐えかねて「殿中刃傷沙汰」を起こした浅野内匠頭
忠臣蔵じゃあるまいし、大臣がそれほど辛抱が出来ないようじゃ、初めから
大臣なんてならなければ良いのだ。
 忠臣蔵だって、美談に仕立て上げられてはいるが、刃傷沙汰を起こすほど
苦労知らずのボンボンだったと言うことであり、褒められたものじゃない。
  菅さんがどれほどのものか知らないが、はっきり言って大した人物じゃな
いと思う。堂々と渡り合えばよいのであって、忍の字を掌に書いて耐えるほど
のことではない。
 私から見ていると、海江田さんは原発事故後どれほど働いたのかと言いたい。
原発の担当大臣なのに、頼りなく見えたのは気のせいばかりじゃないだろう。
大した働きをしていないと私はみている。その上、東京消防庁に「脅し」を
賭けたことは記憶に新しい。ゆったりと喋っているようで、脅しをかけるほど
短気なのだろうと思う。短気を予防する目的が「忍」の字だったと思うのだ。
 頼りない大臣はさっさと辞めればよい。菅さんが邪魔なら、耐えられないなら
さっさと大臣を辞めれば、菅さんも辞めざるを得なくなるだろう。
そんな勇気も持っていないのではないか。ボンボンは、「役立ず」と同意義だ。