中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

セシウム牛肉問題

 福島県から出荷された牛肉に高濃度のセシウムが検出された
ことが連日報道されている。
 出荷された牛肉の追跡調査も行われて、まるで指名犯追跡劇
のようにさえ見える。
 出荷された牛肉を一人が1キロも食べるわけがないし、これほど
までに騒がれることに納得がいかない。この騒ぎで全国の牛肉の
売り上げにも影響が出ていると言う。
 この問題で注目しなければいけないのは「牛肉」ではなくて、牛が
高度汚染されていたと言うことではないのか。
 餌である稲わらが汚染されていたと言うのが原因であるとされるが、
食べ物からの内部被曝の怖ろしさを如実にしたことを、もっと真剣に
考えるべきではないだろうか。
 この問題が表面化した最初の段階で「内部被曝」のことに触れたが、
新聞もテレビもセシウム牛のことしか報道しない。
 内部被曝は、外部被ばくと違って怖ろしい。直接体内の細胞に影響
を与えるからだ。
 牛肉を食べるか食べないかではなく、体内被曝をどうすれば防げるか
を真剣に考えるべきだし、福島県内の子供たちをどうしたら守れるかが
た説ではないだろうか。