中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

菅首相へ・私ならこうする

原発事故以後、菅首相は批判の矢面に立たされている。
何もかもが菅さんが悪いようにいう人が多い。
それほど言うなら自分でやってみろと言いたいほどだ。
 
原発事故に関して沢山のブログを書いてきたが、もうそろ休もうと思う。
書いていると血圧が上がりそうだからだ。
これから当分の間、原発事故は収まらない。何よりも循環冷却にもって
いけないようでは、いつまでたっても先の見えない状態が続く。
犠牲者覚悟でどこまでやれるのか、まったく先が見えない。現在計画して
いるものは「絵にかいた餅」であって、食べられない。
そこで菅さんに進言する。私ならこうすると。
 
菅さんへ
あなたはすでに国民の信頼を失っている。貧乏くじを引いたようであなたは
悔しいだろうが、それもあなたの運命だろ思う。
政権にしがみついていても、やがて無理やりひきはがされてしまうことだろう。
そんな時を待つより、潔くきれいさっぱり出処進退を決めようではありませんか。
私なら、こんなことを考え実行します。
どうせ、俺が首相の座に入れるのは僅かの間だろう。
官邸業務や予算審議など国会運営は他のものに任せておこう。
誰がやったって同じようなものだから、批判を浴びてもいいから幹部たちに
任せておこう。
そのかわり、俺は残された人生を掛けて福島に乗り込もう。
東電社長初め、専門家たちを引き連れて、福島の第一線に立とう。
そして、原発事故の収束に目けて、即断即決の体制作りと、作業員の士気を鼓舞
しよう。
放射線を浴びても作業員ほどではないのだし、年齢から言ってもさほど心配ない。
何より、俺はこの国の首相なのだ。第一線に残り、陣頭指揮してこそこの大事を
乗り切る最後の手段でもあるのだ。
 
予算審議は、誰でもやれる。復興も大事だが、原発事故を納めないと、それこそ
日本は滅びるではないか。世界中から笑われるではないか。日本の国力も権威も
地に落ちてしまうではないか。
今の日本で何が最も大事なことなのか。それは原発事故の収束なのだ。だからこそ、
おれは福島に行く。そこに骨を埋める覚悟で行く。東電社長などの当事者たちも
連れていく。そのかわり、被災地などを回って、ぺこぺこと頭を下げて回ったりはしない。
時間の無駄だからだ。
第一線にとどまり続け、第一線で指揮を執る。 私ならそうする。どうせ人気のなくなった
政権なら、最後に花を咲かせよう。それが美学と言うもんだ。