中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

高齢夫婦の日々のあれこれ(32)

 昨日は休載しましたが、その理由は(牛に引かれて善光寺参り)でした。

 孫が「おじいちゃん甲子園に行こう」と誘ってくれたのです。 

 伝統の一戦阪神.巨人戦)を見に行こうと誘われて、死んでもいいから行こうかと思い切っていってきました。

 午後には(シーアに買物に行こうカー)でシーアまで行き、結構歩いて疲れていたのですが5時半には迎えに来てくれた車に乗って甲子園に向いました。

 通路横の2列が縦につながったシートでした。誘ってくれたのは孫の中の長男ですが横のシートに座ったのは孫の中の1番末で24才。彼は関学の高校時代、主に一塁を守っていました。そして彼の従兄が近本選手です。

 孫の一番上は去年までは野球知らずだったのが急に目覚めて阪神フアンになった。私の随筆の中に書いてありますが、小学6年生で神戸から豪州.パースまで一人でやって来た孫です。やっとおじいちゃん孝行をしてくれるようになったなと言う感じです。

 試合は最初から終わりまで接戦で面白かった。菅野と西勇の投げ合いの中、最初に点を取ったのは巨人だったが反撃して同点になり、延長の十回裏、サヨナラ勝ちしたときは場内が沸きました。

 帰路が大変。球場の裏側の道路まで歩いて来てくれと言うのだが、外野席にいた観客の多くは正面側に向かって歩くので、激流の中を逆らって泳いでいるようで前に進みにくい。酔っ払いが多くどんどんと肩にぶつかってくるので倒れないように踏みしめながら歩く。寝たきりになってから最も厳しい歩行となったが無事に目的地に着いた。

 自宅まで送り届けてもらった。素晴らしい試合を観れたことが幸せだった。多分わたしの生涯で最後の観戦になるだろうと思っています。