中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

食物繊維は元気の素・京丹後市

 NHK「明日が変わるトリセツショー」というのを時々見ています。

昨夜は「腸内細菌」の話だった。 京都府京丹後市は全国平均に比べて5倍も健康な高齢者が多いので、市が大学と共同研究をしたところ、新しい腸内細菌が見つかった。

 その名は「短鎖脂肪酸」と言う腸内細菌の一種です。Т細胞を作り出す役割を持っているらしい。

 私たちの大腸の中には1000種類100兆もの腸内細菌がいます。その中にはよいものもあれば悪いものもいます。 腸内環境が悪いと悪玉が増え腸内環境が良いと善玉が増えます。

 京丹後市では、市民の協力を得て多くの調査をした結果、腸内環境の良い人の割合が多く、それが健康長寿の原因だとわかりました。

 では、何を食べると「短鎖脂肪酸」が増えるのでしょうか。 答えはとても簡単で、

食物繊維を多くとると「短鎖脂肪酸」が出来るのだそうです。

 私の料理日記を毎日掲載していますが、食物繊維は取りすぎなほど摂取しているようです。 悪い菌が入ってきた際にT細胞を作って悪玉を追い払ってくれる。 常に腸内環境を守ってくれるわけです。

 腸内環境を良くしようと、以前はヨーグルト菌をいろいろ試したことがありましたが、ヨーグルト菌は仮に調まで届いたとしても「よそ者」として排除され、腸に長らくいないので期待したような効果はありませんでしたが、植物繊維の多い食べ物に切り替えてから、便も快調で毎日きれいな「バナナ便」になっています。

 抗生物質剤を飲むことが多いと、せっかく作った腸内環境も崩されてしまいますが、

食物繊維の多い食事を心がけると、10日もすれば元に戻ります。

 どういうものに食物繊維が多いかですが、バナナ、キーウイ、アーモンド、大豆、

黄な粉、納豆、わかめ、人参、サツマイモ、じゃがいも、ひじき、しめじ、えのきだけ、シイタケなどの茸類、葉っぱ類などです。

 言い換えれば、野菜、海藻類、茸類をよく食べていれば良いということになります。

ステーキ肉を食べて、ちょっとだけ野菜を食べるというのでは、野菜を食べた内には入りません。揚げ物の場合も同じです。

 比較的、野菜が食べやすいのは、味噌汁ではないかと思いますし、炒め物も野菜を多く摂取できますね。

 腸内環境をもっと重要に考えた食事にすれば問題なし。ちょっとの追加だけでよいのですからやってみましょう。