中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

タイタン号の悲劇で思うこと

タイタニック号沈没の場所を観に行く「タイタン号」が、壊滅的な爆縮によって5人が死亡したと思われるという。

ニュースなどで「ロマン溢れる観光」という表現を使っています。

私は、どうしてロマン溢れる観光なのかと思っています。

アイルランドからアメリカへの多くの移住者も含めて多くの乗客を載せたまま氷山にぶつかって沈没してしまった「タイタニック号」は、処女航海中起こった悲惨な事故だった。

その船が沈んでいる深海まで行ってタイタニック号の残骸を見ることが「観光」とは思えないし、ロマン溢れるなどとは思えない。

そういう現場に行くことは、墓参り的なことだと思ってしまう。墓参りがロマン溢れる現場とも思えない。

犠牲者に「なぜ行ったの?」と問いかけたい。