東京都が梅毒の急増によって無料検査場を開設する。
梅毒なんて、古い昔に大騒ぎされていた病気なのに、現在の男女の出会いが多くなったことが背景に、どんどん拡大しているようだ。
コロナと梅毒とどちらが怖いか。
言うまでもなく、梅毒のほうがはるかに怖い病気だ。
私に言わせれば「とんでもない病気」であり、梅毒になった人の人格まで疑ってしまう。
だから、東京都は、匿名で検査を受けられるようにした。
以前は、泌尿器科といえば梅毒患者が行くところだった。
赤線(売春)地帯の近くでは泌尿器科の看板が目立って多く、どんな治療をするところなのだろうかと思ったことがある。
それ故に、泌尿器科医になる人も少なかった。
今では、泌尿器科は大繁盛だ。その一つは前立腺がんが、大いに増えたこともあり、高齢化社会で前立腺肥大になる人が増えたこともあるだろう。
梅毒になって泌尿器科に行こうと思いつかないだろうと時代の移り変わりを感じている。
いずれにしても、性行為には最低の知識、道徳観念が必要だろう。
梅毒になってから後悔して遅い。
人生を無駄にしないために、出会いにも一定の知識と誇りを持っていてほしいものだ.