「習わぬ経は読めぬ」
素養のないことは、やろうとしても出来るものでがない。という意味だそうですが、対句として「門前の小僧習わぬ経を読む」というのがあるように、
習わなくても出来る人もいるわけです。
習わなかったから知らないというのは、馬鹿だという証拠です。
学校は、教える場所ではなく、関心を与える場所なのであって、学ぶのは各自がやることです。
本を読むというと(黙読、目で読むこと)を言いますが、昔は声を出して読む(音読)が基本でした。
だから、門前の小僧が習っていないお経を覚えたのでしょう。しかし、この場合、小僧は字が読めた訳ではありませんよね。
私の読書場所は主にトイレです。(きれいなカバーをかけて、本が汚れたりしないようにしてあります)
浅田次郎さんの小説
「蒼穹の昴」文庫4冊
「珍妃の井戸」一冊
「中原の虹」文庫4冊
「モンゴリアンレーポート」一冊
「天子蒙塵」文庫4冊
以上の14冊は、タイトルは異なりますが、一貫した一つの小説です。
約、5,500ページ以上のになりますが、全てトイレの中だけで完読しましたが、全てが黙読ではなく音読で読みました。
音読で読んでこそ、小説として楽しむだけでなく、
教養も身に付けることができます。