今日は私の孫娘が書いた文章を紹介したい。
あの娘に、こんな文才があったのかと思えるほどに素晴らしい文章だから。
さんの著作「猫を拾いに」(新潮文庫)をよんでいる。これまでの彼女の作品に
いる。 その狭間でちょっと気持ちを入れ替えてみたいと「猫を拾いに」を手に
とったのですが、とても気持ちがすっきりしましました。
きのう、孫娘がフエイスブックに掲載している文章を見たので、誰が書いたん?
と質問してみたら「わたし」という返事がきた。
おいおい・・こんな文章が書けるのかよ・・だったら・・続けてみなよ・・とアドバイス
いた次第。 みなさんにも読みいただいて反応を知りたいのだけど・・もしよかったら・・
「ナイス!!」 のところをクリックしてくれませんか。よろしくね。
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あなたは、わからない事があれば何でもすぐに教えてくれる。
欲しい物も指一本で届けてくれる。
遠くにいる人ともずっと繋がっていられる。ありがとう。
だけど、あなたは大泥棒。時間泥棒。移動中本を読むのが好きだった。
頭の中でどこまでも旅にいけた。
行き過ぎて電車を降り過ごしたりもしたけれど、あなたが見せてくれる
数々の写真より本の文面から見える世界の方が心に残っている。キラキラとね。
いつでも沢山の人と繋がっていられるけれど、いつも一緒にいる周りの人と目を
見て向き合う時間もあなたに奪われた。
空き時間ができたらすぐにあなたを見つめてきたけれど、もっとリアルな今を
見つめていたい。
車の移動中の外の景色、風に揺れる緑。じゃれあうすずめ。波を切って走る船。
感じていたい。
あなたが教えてくれた沢山の情報は右から左へと流れて行ってノートに書き出す
こともまとめる事も出来ないけれど生で感じた事、学んだ事は、私なりに私の中に
残っている。
もうあなたに時間を奪わせない。何も考えずに窓の外をぼーっと見る時間。
自分の心と会話する時間。想像する時間。そばにいる人と向き合う時間。。。
だけど困った時は助けてね。いつもありがとう。
あなたと上手く距離をとっていけるように頑張ります。
私は前を向く。1秒、1秒、今私の前に広がるこの世界をこの目で肌で全身で
やっぱりめちゃくちゃ便利だった。だけど、やっぱり便利は大切なものを奪っていく。
暖かい何かを。
そんな気がした。。iPhoneをじっと見つめる人の四方に目は見えない超えられない
冷たい壁があるのを感じた。
今iPhoneでこれを打ち込んでいる
。私にも、周りの友達は声をかけない。きっとみんな
見えない壁を感じとって
いるから…