中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

いろはカルタ(き)

「聞いて極楽見て地獄」

人に聞いていたときは、楽しそうだと思っていたことが、実際に見ると地獄のようだった、、と言うことでしょうが、実例を上げろと言われると思いつかない。

世界遺産知床半島は、動物たちに取っては極楽かもしれない。人間どもがあまり近づかないのだから。

自然環境が守られているという点でも素晴しい。

その極楽を、外からそっと見ようと言うのが知床観光の狙いでもある。

怖ろしいはずの熊が見えただけでも客は喜ぶ。

外からというのは海からであって、その海は昔から船の墓場と言われていたそうだ。

人生とは摩訶不思議なもので、観光船の上でプロポーズをして結婚を決めようとしていた若い二人もいた。プロポーズはできたのだろうか。

佐賀県の70代の男性はスマホで「船が沈没しそうや、これまでありがとうな」と妻に言ったという。

一人の誤った決断が、多くの人達の人生まで奪ってしまった。

こんなことを書くつもりじゃなかったのに。