ウクライナでの戦争については迂闊にかけない。
世界を歴史も含めて精細に見る人が少なく、単純に勧善懲悪としか捉えない人が多いからです。
11月8日に行われる中間選挙では上院の三分の一と下院の435議席の改選がおこなわれる。
バイデン大統領の人気がないために年初来、共和党有利と言われてきた。
そういう中でのロシア軍のウクライナ侵攻が始まった。
バイデン大統領にとっては絶好のチャンスでもある。犠牲者を出さずに、武器を送り込みロシアと戦わせる。
いわばロシアとの代理戦争にウクライナを利用する形となった。
このようなことは、過去を見れば歴然とするが、英米国の得意技でもある。
先に手を出させて叩きのめす。
勧善懲悪の単細胞的発想ではなく、少しだけでも、過去の紛争の経緯を見ればわかることなのです。
最も正しい見方は、世界にはいろんな文明と文化があるということです。
文明と文化の違いがわからないと、ここに書いている内容も理解できません。
何れにせよ「戦争絶対反対」の立場で良いとは思いますが、先に手を出さざるを得ない立場に置かれたとき戦争絶対反対を叫ぶことができるか、どうかかも知れません。
台湾問題に日本が引っ張り込まれる心配もありましたが、アメリカが、ちょっかいを出さない限り心配ないでしょう。
米国が台湾海峡に空母を含む艦隊を増派し、沖縄の米軍を増強して刺激すれば、何が起こるか分かりません。