人口減少が続いています。
この現象はもう止まらないのでしょうか.
男性は生殖本能を失っているようだし、女性もその意欲を失っているのだろう。
それも時代の趨勢だとすれば仕方がない。
問題はそこからです。
労働力が少なくなれば、それだけ経済力も弱くなってしまいます。
ですから、労働力を確保するためには外国人を受け入れなければなりません。
現在は日本の都合の良い形で外国労働者を受け入れていますが、いずれは移民という形で受け入れざるをえなくなるでしょう。
私が初めてヨーロッパに行ったのは45年前でした。すでにフランスは米国のような多民族国家でした。
英国も多民族国家になる日が近いと思ったものです。
豪州に移住した1992年は、さほど多国籍と言うほどではありませんでしたが、帰国した2005年では、多国籍というほどに諸外国からの移民が増えていました。
日本も、あと二十年も経たないうちに外国人を受け容れざるを得なくなるでしょう。
それまでに、日本人は諸外国の常識を知っていなければ軋轢が多発するかもしれません。
現在の20歳代〜30歳代の人たちに課せられる問題です。
元々、日本人は多くの国の人たちによって出来上がった国ですから、多国籍国家になっても上手く行くのかもしれませんが。
今後、明治維新から今日に至る年月が経てば、多国籍国家になっているのかもと考えただけで、とても不思議な気がします。
バックツーザフイチャーの様に、その時の日本を見てみたいものです。