新型コロナウィルスのワクチンの内、ファイザー製とモデルナ製の原材料が日本で作られている事をご存知ですか?
ご存じの方もおられると思いますが、、、。
今夜のNHKBS1で「世界のドキュメント.新型コロナワクチン開発競争の裏側」が前後半2時間の放送がありましたが、その中にもこの話しは入ってなかったように思います。
(全部をしっかり見ていなかったのですが)
実は、ヤマサン醤油がとても大切な原料を作って供給しているのです。
だったら、どうして日本でワクチンが作れなかったの?と妻が言いましたが、それが日本という国です。
PCR検査機器は日本製が優秀でヨーロッパ各国で大量に使用され、フランス政府から日本の会社に感謝状まで届いているのに、日本政府は使わなかった。
さて、大騒ぎのワクチン原料が、どうして醤油会社から?と思う人も多いことでしょう。
この会社では、ずいぶん前から研究を進めていたようです。
先日、ノーベル賞.生理医学部門の第一候補としてこのブログに書こうとしていた研究です。
的外れになってしまい書きませんでしたが、ヤマサン醤油は、この研究を重視している早くから着手していたのだと思われます。
一人の女性研究者が大学で研究していて行き詰まった頃に、大学内のコピー機室で出会った研究者に相談したことから共同研究した論文。
女性は社会主義国から100ドルを娘の人形に忍ばせてアメリカに移住したカタリン.カリコさん.
もう一人はペンシルベニア大学のワイスマン教授。
2005年に論文が発表された。
永い間、日の目を見なかった研究がやっと評価され、求められて入った会社がドイツのビオンテック社。(ファイザーワクチン)でした。今ではカリコさんはビオンテック社の副社長です。
その研究があったからこそ、とても早くワクチンが完成したのでした。