大規模な予算をコロナ対策にあてるのは、もうやめたほうが良い。
コロナ対策は医療の充実に当てるだけで解決の目処がついてきた。
今、急がなければならないのはインフラの点検と整備だと思う。
東京では変電所火災で交通にも支障をきたしているが、大きな地震が発生した時に弱いのは変電所であり、水道、ガス関連の、いわゆる生活インフラだろう。
電気、水道、ガス、鉄道、道路の確保がなければ命も危ない。
日本の場合、そのすべてが危ういままに、再整備が後回しになってきた。点検でさえ充分になされていない。
大地震が起これば、人口密集地では想像以上の地獄絵となってしまうに違いない。
そういうことを先延ばしにして来たのだから恐ろしい。
政治は先が見えなくては役に立たない。
先を見て、金を使うことには異存はない。
だからといって、ゼネコンを太らせるバラマキは御免こうむりたい。
甘い蜜に寄ってくる奴らを太らせるのではなく、国民の安全の為に金を使える「新しい仕組」を考えないと、たかってくる奴らを太らせる事になる。
インフラの点検も整備も、上から下への下請けではなく、新しいシステムで公平さを考え出すべきだと思う。