司馬遼太郎さんは日本語について多くの書作がありますね。
私は司馬遼太郎さんフアンでして、新しく本を買う金が無くなってからは、手持の司馬遼太郎著書を何度も読み返して楽しんでいます。
最近読んだ、
「司馬遼太郎対話選集.日本語の本質」
は、新たに目からウロコの話がたくさんありました。
対談相手の5人の方が素晴らしく、色んな角度から日本語を語っています。
わずか250ページの文庫本の中に、詰め込まれた
日本語とはなんぞやという対談は面白いですよ。
大正14年に、NHKラジオから、初めて天気予報が行われたとき「明日は雨が降るでしょう」と言う声が流れた時、大変驚いたと語る、桑原武夫さん。
それまで、日本語には未来形がなかったと仰っています。
日本語は新しいのですね。
ぜひぜひお勧めしたい一冊です。