猪豚=イノブタです。
文字通り、猪と豚の交配種です。
和歌山県では、人工的に交配させ、イノブタ肉を流通させています。
ところが、全国的に見ると、世界的に見てもですが、とんでも無い厄介者なのです。
豚舎から逃げ出した豚と、自然にいる猪が交配してイノブタが出来たと言うのは日本の話で、豪州などは、昔に英国などから持ってきて自然界に放ち、
猟銃で狩りをする目的で放たれたものが、今や手に負えない状態に増えている。
アメリカでは、全土で推計800万頭以上いるだろいと言われ、制限なしの狩リが許可されているという。
世界中で厄介ものになっている。
自然界では、虎とライオンを交配したとして、その子供は子孫を残せないのですが、イノブタは、イノブタ同士、イノブタと猪、イノブタと豚の自然交配種でも子孫を残せるから、増え続けます。
日本でも、イノブタが田んぼや畑を荒らして大きな被害が出ています。
一代雑種の法則がきかないと言うことは、それだけ近しい関係だと言う事だ。(白色レグホン、白い卵を生む鶏と名古屋コーチンを交配した鶏の卵からは雛を作れない)
イノブタには何らかの対策を取らないと、イノブタ天国になってしまいかねない。
日本の豚はヨークシャー種が多いのですが、イノブタは、見た目にはジャージ種の様な感じがする。
六甲山にはイノシシが多く、我が家への道でも度々見かけます。
図太くて逃げません。音で脅しても逃げません。
懐中電灯を点滅させたら、やや怯みましたが、図太いです。豚はもっと人を恐れませんから、イノブタは最強でしょう。
アメリカでも、イノブタより大きい動物が少なくなり、ますますイノブタ天国になりつつあります。