中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

私の中のオリンピック(1)

私がオリンピックなる物を知ったのはいつだっただろうか?

五輪のことなど知る縁さえなかった子供時代だったが、小学校の講堂でドイツでのオリンピックの映写会があった。小学校全児童を集めての映写会で、毎年恒例のものだった。

1936年のベルリンオリンピクが開催されたのは、私がまだ2歳のことだから、小学校の講堂での映写会は、フイルムが全国を回りながらのものだったのだろう。

小学校入学時には国民学校と名前が変えられていて、戦争の影響が全国の小学校の名称さえ変更させられていた。

小学校四年生の夏に終戦になったのだから、映写会は多分戦後だと思っています。

ベルリンオリンピックの映像は、ヒトラーが当時のドイツの高揚を謳い上げたものだけに、ひょっとすると三年生の頃だかかもしれないが。

子供には政治のことなど分からないが、夜遅くまで戦っていた日本選手の姿が印象的だった。

田島直人さんが三段跳で金メダル走幅跳で銅メダル、西田修平さん棒高跳びで銀メダル、大江季雄さんが銅メダル。水泳200 m 平泳ぎで前畑秀子さんが金メダルを取ったのは、とても有名な話です。