中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

フィギュアー世界選手権・嬉しい誤算で3枠確保

 イタリアのミラノで行われているフィギュアスケート世界選手権大会。
嬉しい誤算と言えば活躍した選手に申し訳ないが、ショートを終わった
時点で樋口新葉選手がここまでやるとは・・と、思っていなかったので
私にとっては「嬉しい誤算」だった。 ピョンチャン五輪代表を逃して
悔しい思いをしていた樋口が世界選手権の代表に決まった時に大丈夫?
と心配したものだった。坂本、三原を選ぶ道もあったからだが、樋口は
選考してもらった期待に応えてよく頑張った。 実は昨年も世界選手権
代表に選ばれながら全くの期待外れの結果におわってしまって本人も
気にしてようだ。
 ショートプログラムを終わって首位から15点以上離された8位だったが、
今日のフリープログラムで本人もガッツポーズするほどの出来栄えで
なんと、ナント・・2位の銀メダル!! 実力発揮していれば金メダルに
手が届くはずだった宮原選手が3位で銅メダル。
 これで女子は来年の3枠を確保できてよかった!!!
 男子はショートで友野一希選手が 自己ベストをアークして11位につけ
宇野選手が5位だった。田中選手は14位で、このままの順位では来年の
3枠確保が難しい局面で迎えたフリープログラムだった。
 田中選手は振るわず友野と宇野の活躍に期待が集まる中で、友野が
見事な演技で、その時点でのトップに立った。
 宇野昌磨選手も転倒ありジャンプが巧く決まらない中で、何とか3枠確保
のために最後まで頑張ってくれ!!と祈る思いで見ていたが、足首に不安が
ある中で、後半をまとめ・・その時点でのトップに立った。
 他の選手たちが得点が伸びないなかでネイサン・チェン選手が4回転を
連発して優勝し、宇野が2位の銀メダルに輝いた。足首不安のなかでの
見事な銀メダルだった。
男子も友野の大活躍で3枠を確保した。 羽生が出場できないなか、急きょ
代表になった友野一希がその代役を見事に果たしたことを、声を大にして
褒めたい。友野は5位だった。
 女子では圧倒的な優勝候補だったザギトワが4度も転倒するなど、男女
ともオリンピック出場者にはジャンプでの転倒が多く疲れが見て取れた。