世界で最も早くワクチン接種を推し進めたイスラエルは、マスク撤廃など日常生活の正常化も、世界最速で政府が指示していました。
ところがわずか10日後に、その決定を撤回し、国民にマスクの着用と社会的距離を守るように指示したのです。
朝令暮改となった感の指示撤回はデルタ株の脅威を物語っています。
昨日の新規感染者100人を超えました。
感染者の半数が子供です。
その理由は13歳から15歳のワクチン接種率が4%と少なく、若年層の感染拡大となっています。
ワクチン接種の先進国でもあるイスラエルでの出来事ですから無視できません。
ユダヤ民族の智慧をもっても簡単には解決できない新型コロナウイルス対策の難しさを改めて感じています。