中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

寝たっきり日記(21)

介護保険の認定について、所見を書いておきたい。

あと二日で寝たっきりになって丸2ヶ月が経つ。

こんな状態が今後も続くのかと思うとぞっと

するがどうしようもない。

ところで介護認定の通知が今日届いた。

要介護4の認定である。

どうして今頃になって要介護が出るのか介護

保険の認定の仕方に疑問が湧いてくる。

私は最初から税金を無駄に使いたくないと

思っている。 だから介護認定も私を助けてくれる程度のものをと望んでいた。

ところが要支援2のままで据え置きにされてしまっていた。

周囲からは認知症のふりをしなければ要介護は

もらえないよと多くの人からアドバイスを受けて

いた。 しかし調査員の前で認知症のふりをする

なんて私にはできない。正直に現状をお話しして,私は今こういうことで困っているということを

詳しくお話しした結果が「据え置き決定通知」

だった。事情を詳しく説明をできるような、

頭が冴えているような人には要介護は貰えないと、

言われていたが本当にそうなってしまった。

据え置き決定通知を受け、直ぐに見直し申請をしたいとケアマネさんに連絡したところ、見直しが据え置かれてしまったのだからすぐには見直し申請ができないと言われた。

どうしてこういう状態なのに据え置きになって

しまったのか、誰が認定を決定するのだろうかと

大きな疑問を抱きながら,それでもいろいろと工夫をしてやっと見直しの申請にこぎつけた。

そうして、やっとという感じで今日見直しの

決定が届いたというわけだ。

困ってる人に対して実情にあった介護サービスを行うべきではないだろうか。

そのためには認定制度を変えないとサービスを受けられない人が増えてしまうのではないかと考えている。

認知症の人たちと、そうではない人たちの二つ

分けて認定決定する方法を採り、介護サービスも認知症の人たちを介護する事業所とそうではない人たちを介護する事業所に別けるべきだと思うのだ。 何もかもごちゃまぜにしている現在の認定制度も、

介護サービスにも問題があり過ぎる。

認定制度の根本的な改革をしないと介護保険

矛盾だらけになるのではないかと思っている。

確かに認知症の周辺の人たちは介護に多くの

労苦を伴うので介護サービスを厚くすべきだろう。

ワタシは認知症の人たちへの介護サービスを

全く否定はしない。

しかし認知症でない人達が本当に困っている

のに介護サービスを受けられないと言う現在の

システムの在り方に大きな問題を感じている。

早く手を打たないと、私の場合のように、後手後手の手遅れサービスになってしまうかねない。

早めに助けることで悪化を防げる病気もある。