ワクチン接種については、これまで日本は世界から顰蹙を
かっていた。ワクチンの瓶には6回分の量が入っているのに、
日本の注射器では5回しか打てない。貴重なワクチンを6分の1も
捨てることになり、日本の情報収集能力と、日本の後進性が
笑いものにっていた。 先日は英国のロイター通信の記事を
引用して「日本はワクチン接種が終えるまでに126年かかる」と
韓国紙が報じて笑いものにされた。
ところがインスリンの注射器を使えば1便から7回分打てると
提案があり、河野大臣も一度は「大いにやってもらいたい」と
発言したので期待された。 今日の毎日新聞「余禄」には
これ以上ない誉め言葉が並べられている。高齢者360万人分の
うち1400万人分が節約されるとはすばらしいと。 ところが
河野大臣は一転して「お勧めできない」と発言を訂正したので、
どこまでが本当なのか・・メディアも揺らいでいる。
こういう揺らぎが生じないようにと河野大臣が任命されたのでは
なかったのか。その本人が揺らぎの張本人となっていては、
困るではないか。賞賛を受けるはずが・・またまた笑われる
じゃないか。