中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ワクチンが効かない危惧の「日本型変異種」現れる

 日本でもやっとワクチン接種が始まっているが、新たに

「日本型変異種」に対しては効くのかどうかが疑問になっている。

これまで世界的に知られているのは英国型変異種と南ア型変異種、

ブラジル型変異種だ。 それに「日本型変異種」が見つかって

いるのだが、この日本型がワクチン効果があるのかどうかに疑問に

なっているのです。  

 変異とは一人の人間の体内でも起こりうるものです。

タンパク質を構成しているアミノ酸の501番目が変異しているのが

英国型変異種であり、484番目と501番目が変異しているのが

南ア型とブラジル型変異種です。

 国立感染研で見つけられた日本型は484番だけが変異している

ものです。南ア型よりも日本型変異種のほうがワクチンが効きにくい

だろうと推定されています。

日本では英国のように多くの研究機関でゲノム解析するのではなく、

国立感染研だけでゲノム解析をやっていてみつも後手後手に回って

います。 政府は早く民間の研究機関にゲノム解析を依頼すべき

なのに、いまだに手を付けていません。 これも国民から声が

上がらなければ政府は立ち上がらないのでしょうか。