中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

人類への警告だが、人間様は気が付かない(2) 欲ほど恐ろしいものはない

 われわれウイルス族は何度も会議を行って、どうすれば人間ども

を改心させられるかを議論した。 以前は何十年に一度というような

割合で「警告ウイルスを出していたのが、人間どもは天然痘に勝った

ことで思いあがったのか、われわれを絶滅させることばかり考えて、

改心する気配さえも見られない。  鳥インフルでも脅かしたが、警告

にはならなかったので、致死率の高いサーズとかマーズを出して

警告したがワクチンを作って対抗しようとしてきたので、いち早く終息

させてワクチンを作らせなかった。 ウイルス会議で、もっと効果的な

方法で人間どもに警告を送ろうと策を練った。 人間どもの弱点は

なにか??を研究した結果、一番の弱点は「欲」だと分かった。 

欲望という際限のないものに、人間たちは憑りつかれ、求め続ける

という習性を持っている。 人間どものリーダーシップを握っている

連中は、その多くの人たちの欲望を利用して、より多くのものを「もの」

を自分たちだけで取り込もうと手段を選ばず行うはずだ。 どうも、

リーダーというもの達は、仲間を大事にしないらしい。 だから人間どもは

結束ができないようだ。 その隙間を狙えばよい。 ウイルス族は人間族

を全滅させる気はない。ウイルス族は平和共存主義なのだから、あまり

痛い目に遭わせない程度で懲らしめてやろうではないか・・・と、新しい

タイプのものを送り出した。 それが「新型コロナウイルス」とかなんだとか

いろいろと名がつけられているようだ。

 新タイプを出すについて、次のようなことを考えた。

(1)人間様は、これまでの経験から、ウイルスに感染すれば、何らかの

  症状が出る。 症状が出たところで隔離してしまえば、感染が広がる

  ことはないと・・・すでに、学習しているのだから・・その裏をかいて、

  症状でない感染者も作ろう。 そして、元気なうちにウイルスをあちこちへ

  持ち運んでもらう役目をさせよう。

(2) 症状は、インフルエンザとよく似たものにしよう。そうすると人間どもは

  間違った対応をするだろう。 

(3) 血管を攻撃するスステムを採用しよう。 それによって肺や心臓、脳に

  打撃を与えよう。

(4) 感染経路を分かりにくくしよう。接触感染、飛沫感染、空気感染などを

  採用し、どんなに防御しても移るぞ、罹るぞと人間ども知らしめよう。

(5) 感染したら(抗体)ができると思っているらしいから、感染しても抗体

  ができるも限らない、抗体ができても、数か月で消えることもあるという

  ように変更しよう。

(7) 検査で陰性になってからでも陽性になる可能性があるなど複雑な

  要素も加えよう。

(8) ワクチンを作らせないような複雑怪奇なシステムにしよう。ワクチン

  を作らせると、人間どもは増長してしまうだろうから警告にはならない。

(9) ウイルスを運ぶ役割をさせないように人間様のリーダーは、外出禁止

  自粛などの手段に打って出るだろうが、欲がある以上・・外出するだろう。

  だから運び屋さんを利用して、その期間はウイルスを温存して次の機会

  を待つことにしよう。

(10) 経済を活性化するためとか・・リーダーたちは欲を出してきた。これで

  ウイルスの運び屋たちに不自由しない。 どんどん運ばれて移しまくれ。

  夜の世界だとか、接待を伴う会席だとか言いだした。 接待などをして

  来たのは・・リーダーたちだったはずなのに、若者たちに罪を押しつけて

  いる。  昨日は東京都で225人だったが今日は243人と増えた。

  兵庫県知事は「東京は諸悪の根源」などと言っているぞ!! 東京に

  一点集中して住むのはざめだという警告もわれわれウイルス族は考えて

  いる。一点集中は、地震でも富士山噴火でも日本を破滅に招く。

  われわれウイルス族は、世界の欲張りどもに警告を送っているのだが、

  大変むつかしいことに、貧困層や弱者が犠牲になっているようだ。

  世界のリーダどもに、思い知らせる手段を、次回は考えよう。

  場合によっては、大きな変異を加えて、第3波辺りで打撃を加えるかも

  しれん。