新型コロナウイルスの感染拡大が収束したあと、観光や飲食などの消費を
喚起する事業「Go Toキャンペーン」について、政府は運営事務の委託先を
決める公募の手続きを中止しました。 この事業をめぐっては、1兆6794億円の
事業のうち事務の委託費が最大で3000億円余りに上ることについて、野党など
から高すぎるという批判が出ていました。こうした中、事業者の公募を先月26日
から始め、今月8日を締め切りとしていましたが、公募の手続きを見直し、いったん
中止することになりました。
先ほども書いたように「持続化給付金」の事業をめぐっては、競争入札の結果、
一般社団法人のサービスデザイン推進協議会が769億円で事業を受託して、ほと
んどの業務を大手広告代理店に再委託しています。 しかもこの法人は、過去に
決算を明らかにしていないという・・闇っぽい法人です。今回のGo To キャンペーン
だって・・いまの公募のやりかたでは、またもや闇法人に食い物にされたかもしれない
のです。 企画した省庁、担当部門、担当者のずさんな考え方が気になります。
悪どい奴らは・・巨費を狙って鵜の目鷹の目で狙っているのです。 怖い世の中です。