中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

安倍内閣の終末期だからこそ・・大いに注意しなければ、なにをするやら。

   もう腹立たしくて、煮えくりかえっている。そう・・私の腹の中で安倍さんが

煮えくり返っているのです。 だからもう安倍政権も長くはないでしょう・などと

思うぐらいにぐつぐつ煮立っています。

 まずは、安倍晋三政権の検察官定年延長をめぐる一連の騒動に素朴な怒り

でした。 何のための定年延長だったのか。1月31日のことである。2月8日に

63歳となり検察庁法の規定で退職になってしまう黒川弘務東京高検検事長

の定年を半年間特例延長する、との閣議決定が行われた。

そしてその理由として「余人をもって代えがたい」と安倍首相が答えていたの

だった。  黒川氏を検事総長にするための布石だったのは明らかだった。

黒川氏の周辺も驚いた。退職後の法律事務所も内定し、送別会さえ用意されて

いたというのだから。 だから、黒川氏が画策したことなのではないだろう。

 政権側からすると、黒川氏は法務省官房長、事務次官として7年間政権を支え、

共謀罪組織的犯罪処罰法)や外国人労働者受け入れ制度創設など重要法案、

政策の実現に貢献、その間政権が抱え込んだ数々の不祥事(閣僚スキャンダル、

森友・「桜を見る会」疑惑)を政権側の打撃にならないよう巧みに着地させてきた

のが黒川氏だったからだ。。

 その功労に最高ポストで応えるのは、内閣人事局を使って霞が関人事を壟断

してきた政権にとっての美学だと考えたのだろうか。

 東京、広島地検が合同捜査中の河井案里参院議員陣営の公選法違反事件では、

捜査の進展によっては自民党本部から振り込まれた1・5億円の選挙資金が政権

中枢の指揮系統と絡んでくる懸念もあり、どうしても黒川検察の継続が必要だった。

 一方で、検察・法務当局側は、黒川氏の実力、安倍政権への食い込みは認めながらも、

黒川氏と司法修習同期の林眞琴氏(5月26日付で黒川氏の後任の東京高検検事長

なって)を検事総長とする人事構想で一貫していた。

安倍政権下で黒川、林の両者の対立は2016年9月の法務事務次官人事で顕在化、

林氏を押す検察・法務当局に対し政権中枢側が腕力で黒川氏を押し込んだという経緯

がある。  さてさて・・その「余人に代えがたい人」の結末は、皆さんがご存じの

通りなのです。 後任の林氏は「政権とは一定の距離を置く」と述べていますが、

当然のことでしよう。

 ところで、いま・・・腹が立っているのは予備費10兆円の問題だ。

安倍内閣が認めて発表されたものだ。 あまりにもずさんなので野党も気が付いたの

だろうか?質問された時の安倍首相の答弁が許されない!!!

 「内容は経産省に聞いてください」だと。 アホぬかすな!と大声で叫んでしまいたい

ほど腹が立った。 これを会社に例えるとわかりやすいかも知れない。下部から上がって

きた企画であったとしても、内容を承知したからこそ決済したのだろう。それを質問されて

経産省に聞いてくれとは・・なんたるざまだ! と私が怒ってみても仕方がない。

 どうかみなさん・・政府の金遣いには目を光らせてください。

トンネル会社(法人)などを作り、あちこちに隠し穴をつくり、膨大な金の中から「隠しがね」

を作ってきたことは・・あの金丸事件でもお判りでしょう。 今回の新型コロナ関連では

とんでもない金額の金が動きます。それだけに・・悪い奴ら(政治家?官僚?企業)が、

その金を狙っているのです。