中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

東京五輪をやる気なら、一日5万件以上のPCR検査を

新型コロナウイルスの特徴が台湾の研究でより詳しく分かってきたことがある。

症状が全く出ていない感染者からの感染が最も多く、次いで症状が出始めた

感染者からの感染が次いで多い。しかし、症状が出始めてから8日以上経った

感染者からは感染しないことも分かった。

 日本は、これまで「発熱外来」とか、帰国者・接触者とかの検査をしてきたが、

特に熱などの症状に重きを置いてきた。症状を悪化させないようにということだった

のだが・・新型コロナウイルスの特徴が見えてきた今となっては、見当違いだった

ことが分かる。 もちろん、過去のウイルスの経験からの対応だったわけで、間違い

ではなかったのだが・・結果的には見当が違っていたというわけだ。

 こういうことが分かってくれば、対応の在りかたを変えねばならない。

ます、なにがなんでもPCR検査数を増やすことだ。そうでなければ東京五輪

選手も来なければ外国人観客も来ないだろう。  難しいのは、まったく無症状な

人を検査するということだ。 現在、武漢では1100万人もの多数を、徹底的に

すべてPCR検査をやっているが、そこまでやれないまでも、せめてドイツ並みの

人口当たり検査数を行わないと信頼を得られないだろう。

 別の面からみれば、症状があってPCR検査で陽性になった人の入院は、症状が

なくなった時点が8日間以上経っていれば解放してもよいのかもしれない。

入院施設が空きやすくなり、医療崩壊になりにくいという利点がある。

 まだ台湾の研究だけで、フォローがないのだが、今後各国の研究で、この

フォローが多くなれば、新型コロナウイルスとも対応しやすくなるのいではと

考える。 日本の現在のPCR検査キャパは6500ほどしかない。厚労省

文科省を合わせて2万件のキャパができたと発表したが一度も実現できていない。

やってもいないことを、さも・・やったような言い方はやめてほしいものだ。

一日5万件は、世界的にみて大きい数字ではない。なぜやらないのか?なにを

怖れているのか?? 東京五輪をやる気なら・・なんとしてもやるべきなのだ。

 とにかく・・安倍さんよ・・ここは男の度量だ! 本気でやって見せてくれ。