新型コロナウイルスについて・・どの診療科の医師が
詳しいのか?? ご存じですか? もちろん感染して入院すると
呼吸器の医師の世話になることになるでしょう。肺炎にまで悪化
すると、呼吸器や循環器の専門医のお世話になると思います。
しかし、新型コロナウイルスに関しての知識は、どの診療科の
先生が詳しいと思いますか? 新型コロナウイルスの検査に詳しい
のは、病理の先生たちです。
普段はかかわりのない病理医ですが、一番肝心なところで、支えて
下さっているのが病理医だと・・覚えておいてくださいね。
私が主宰している「日本がん楽会」では病理医の堤寛先生にずいぶん
お世話になったものです。 堤先生は、あのクルーズ船の際に、国に
多くの貢献をした藤田保健衛生大学、医学部教授をしておられたの
ですが、いまは退職され、開業しておられます。 とてもすごい先生だと
ご紹介しておきましょう。 その堤先生が、このたび、今一番関心の高い
感染症についても本を書かれました。
「感染症大全.病理医だけが知っているウイルス・細菌・寄生虫のはなし」
発売は、4月22日です(飛鳥新社)。 あと2週間です。
先生ご自身が、「おもしろいですよ。宣伝してほしい。よろしくお願いします。」
と言っておられます。 これまでにも堤先生の本は何冊か読んでいますが、
とても分かり易く、丁寧に書かれています。 みなさまにお奨めの1冊です。
感染症のことに詳しくなっておくことは、とても重要なことだと思います。