中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「徹底的に検査をやる」ドイツの姿勢をどうみるか

ドイツという国はやはりすごい。

第1次世界大戦のあとの莫大な賠償金で国がつぶれそうになった。

そのことが、あのヒットラーのような人物を作り出してしまったが、

第2次世界大戦でも負けて、莫大な賠償金を取られた上に、ナチス

虐待という大きな負い目をも凌いで今やEUの中でもトップの座にいる。

 日本人と同じように勤勉なところが、苛酷な環境におかれても抜け出せる

力になっているのだろうと思える。  日本は医学と陸軍をドイツから学んだ。

ドイツは今回の新型コロナウイルス渦の中で、イタリア、フランス、英国などと

同じように大量の感染者を出している(約8万6千人)。だが、致死率は低い。

感染症ベッドも1万床も持っているというから、その備えは万善のようだ。

これまでの検査数は92万件という。日本は10分の1もやっていない。

それでも、今後はPCR検査だけでなく、先日から何度も紹介している、

血清検査(クラボウが中国から輸入しているタイプとか塩野義とかの)

を取り入れて、短時間検査体制に変更して、徹底的な検査をするようだ。

早目に検査して国民の安全を守るためだが、この検査法で、すでに

抗体を持っている人たちに職場復帰が果たせるようにということもある。

イタリア、スペイン、英国もドイツに倣って血清検査法に移行する予定

だという。 日本とは真逆な対策の在り方だが・・最終的には、どちらが

良いのか・・・。 今日もまた、北海道で陽性ー入院ー陰性2回ー退院ー

症状悪化ー陽性・・という人が出た。先日も同じケースがあった。

PCR検査でも、安全ではないということでもある。