中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

日本がんセンターでの感染で思ったこと

 それにしても恐ろしい新型コロナウイルスという奴。

なんと言っても感染力の強さが凄すぎる。 だから、最初のころには

どうってことないぜ! みたいなことを言っていた人たちも、こりゃ・・

ちょっと手ごわいぜ!!と思っているにちがいない。 お通夜や葬儀に

参加しただけで感染してしまうなんて・・やはり怖い。

インフルエンザと違うところは、特効薬がない、重い肺炎になる、入院

期間が3週間4週間にもなるなど・・インフルエンザとは、わけが違う!

 とにかくずる賢いウイルスなのだ。 がん細胞というのをしらない人たち

には通じるかどうかわからないけれど・実はがん細胞というのは実に

ずる賢い細胞なのだ。 がん細胞が生き残るために栄養を運ぶ血管まで

作ってしまうなど・・がん細胞の賢さは驚くほどなのだ。 そこまでやるか・・

というほどに「がん細胞」は、次から次へと新手で自分を守り、攻撃を

仕掛けてくる。 そのがん細胞の「新型コロナウイルス」との違いは、自分の

細胞なのであるということだ。がん細胞は自分の中で生まれる細胞で、言い

換えれば自分の体内での反逆児ともいえる。外から来たものなら、体外に

放り出せばよいのだが・・自分の分身?みたいながん細胞の場合はやっつける

のも厄介である。抗がん剤でがん細胞を攻撃すると、正常な細胞もダメージを

受ける。分子標的材というものでも正常細胞が無傷では済まないということになる。

 がん細胞と新型コロナウイルスの違い(・・もとより全く違うのだけど)は、新型は

どこにいるかわからない奴が、いつのまにかわが身に襲ってきて、痛めつけられ、

場合によっては志村けんさんのように命まで奪われる。

 がんは、他人にうつさないけれど・・新型コロナウイルスは、一人から何万人

何十万人にも感染拡大させる能力を持っている。 がんは自分で抱え込まなければ

ならない辛い病気だが、新型コロナウイルスは、抱え込む間もなく他人にうつして

しまうという・・極端に悪質な性格のようなのだ。 そんな悪い奴が「日本がんセンター」

にもやってきたというではないか・・。 なんとも・・つらい・・はなしだ。