週明けの取り引きが始まったヨーロッパの株式市場は、新型コロナウイルスの
感染拡大で経済活動が深刻な影響を受けるという懸念が強まり、株価はフランスや
イタリアの市場で下落率が9%を超えるなど大幅に値下がりしています。
主な市場の株価指数は先週末の終値と比べて、日本時間の午後9時の時点で、
▽パリ市場でおよそ9.5%、 ▽イタリアのミラノ市場でおよそ9.3%、
▽ドイツのフランクフルト市場でおよそ8.7%、 ▽ロンドン市場でおよそ7.3%下落。
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会が事実上のゼロ金利を導入するなど各国の
中央銀行が対策を打ち出していますが、株価はこれに反応しない結果となっています。
今夜、トランプ大統領からの呼びかけで開催される7ヵ国首脳のテレビ会議で何が、
どう話し合われるのだろうか注目です。