ことし最後の取り引きとなった30日の東京株式市場、
2万3656円62銭と1年の終値としては平成2年以来、29年
ぶりの高い水準となった。去年に比べておよそ18%上昇だ。
だが、この株価高を景気がよくなったからだと早合点しない
ほうがよい。 アベノミクスのせいで上がったわけではない。
各国の中央銀行が金融緩和をして金あまり状態になった金が
流入してきているのと、日本の異次元緩和によるカネ余りが
株式市場に舞い込んできて株価を押し上げている。カネ余り
現象は30数年前にバブルを引き起こし、その結果として多くの
銀行までつぶれる羽目になった。 安倍ー黒田ラインが、あの
バブル再現をやれば、日本は危ない。