中原武志のブログ

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1日3800可能、実数は900、検査を断られるケース多数と日本医師会

 検査数は、実際は900件。  

政府は最大で1日約3800件の検査が可能と説明していたが、実数はそれを大きく下回っていた。質問した立憲民主党枝野幸男代表は「熱が続いているのに検査を受けられないという声が山ほどあがっている。わが国が持っている資源をフル稼働できていない」と批判した。

 加藤氏は「3800件は最大限可能な数字だ。いわば供給力で、需要は別途出てくる」と釈明。その上で検査の実数が少ない要因として「最初は『地域縛り』ということで(中国)湖北省とか(に滞在していた人の検査を優先する)ということだった」と説明した。「しっかり調査し、(検査が)できる環境を作っていく。医師が判断すれば(検査できる)と通知を出した」とも語った。

 これに先立ち、加藤氏は18~23日の検査件数の内訳も明かした。▽18日996件▽19日672件▽20日656件▽21日1594件▽22日1166件▽23日675件――だった。

 ※※   検査依頼が断れている・ 日本医師会調査へ

日本医師会の横倉会長らは26日の記者会見で、新型コロナウイルスの検査について、医師が感染が疑われるとして保健所に依頼をしても、人手不足などを理由に対応を断られるケースが報告されていることを明らかにしました。 そのうえで、医師会として全国の実態を調査し、政府とも情報を共有するなど連携し、改善に取り組む方針を示しました。 また、来月を感染拡大を防止する「強化月間」と位置づけ、イベントや集会などを4月以降に延期することや、学校の春休みを前倒しすることなどを呼びかけるとしています。 横倉会長は「医師会を挙げて地域を守る決意で対応に当たっていく。国民の皆さんにも協力を求めたい」と述べました。 一方、政府が25日に決定した基本方針について、横倉会長は「国民の不安が、まだ払拭(ふっしょく)できていない。重症化する人の多くは、基礎疾患のある人や高齢者であることを、より明確にしてもらいたかった」と指摘しました。