武漢から帰国した206人の内5名が病院に搬送された。
後の多くの人たちも、自宅へは戻らずにホテルなどで観察を
続けてほしいと希望しているようだ。 自宅に戻ってから
発症した場合は、家族にも負担をかけることにだろうからと。
また、武漢に残っている日本人はまだ400人ほどいる
らしいが24時間操業の会社もあって、簡単には帰国に踏み切れ
ない事情がある。明日、もう一機のチャーター便が飛ぶことに
なっているが帰国後の受け入れ態勢を整えてほしい。
例えば・・関空の場合、感染患者向けのベッドは10床だけ。
今回の???S新型肺炎にとどまらず、地球が狭くなった今日
では、どんな新しいウイルスがどこでいつ起こるかわからない。
そのためにも、かなり大きな収容能力のある隔離病棟を準備
しておくべきだと思っている。 武漢では、1ヶ月を目標に
突貫工事で千床の病院を建設しているが、日本ではそういうもの
ではなく、しっかりしたものを作ってほしい。
インフルエンザのDNAは短いが、それでも変異を起こしやすい。
新コロナウイルスはインフルエンザの10数倍もDNAが長く、より
多くのミスを犯しやすい。ミスを起こすことで感染力の高いウイルス
ができることもあり、反対にミスを重ねることで、感染力が弱まって
行くばあいもある。 しかし、予測が難しいし、なによりもどんな
薬剤が効果があるのかが、また久わかっていないのが現状だ。