これほど期待を裏切られることは稀だろう。
YS-11機以来国産旅客機登場に期待し続けて
きたが、ついに・・6年経ってもまだ・・飛びたたない。
アメリカでの型式(かたしき)証明がとれないためだ。
型式証明は民間航空機を対象としたもので、機体の設計が
安全性基準に適合することを国が審査・確認する制度だ。
安全性基準に適合すると判断した場合に限り、その型式に
対して国が適合証明書を発行する。
機体の安全性を担保する極めて重要なもので、認証が取れ
ないと、実用機とはなりえない。機体メーカーにとっては、
型式証明が取得できてようやく開発作業が完了する。
これまでにも完成機をアメリカに送って試験飛行を繰り返して
きたが・・いまだに、、認められない。 6年間も納期を
遅らせるほど「安全性」がないというのも大問題だ。
どうして・・三菱が、ここまで技術力が落ちたのか?
わたしには・・それが謎になっている。