対面して行う麻雀が何十年も前から衰退していた。ゲームとしての
麻雀は若い人の間ではかなり盛んなようだが、対面しての麻雀は昔の
面影すらないと言われる。 大学生が溜まっていた・・と言うような
ことはあまりなくなったようなのだ。
麻雀はパズル・確率・心理戦といった様々な要素を盛り込んだ世界
最高峰の頭脳ゲームですが、対面の場合はコミュニケーション力も求め
られるだけに、嫌われていったようなのだ。麻雀も将棋や囲碁のような
知的趣味として健全に楽しめるようにと昨年からは「Mリーグ」が発足し
朝日新聞、博報堂、角川、あさひTV、セガミ、電通、などなど著名企業
が参加するものに近代化され、あの暗いイメージから脱却している。
麻雀は、情操教育の機会としても優れていると考えられ、子供麻雀教室
では麻雀を覚えて楽しむ機会を通じて、コミュニケーション能力を育み、
子供たちが社会集団に適応できる逞しさを身につけることを期待している
ようです。 対面で麻雀をやることによって
決断力=自分のことは自分で決める 結果を受け入れる。
分析力=状況を的確に把握する 相手の行動を分析する。
忍耐力=自分の思い通りにならない現実を受け止める。
礼儀作法=相手への配慮は不可欠 身勝手は通用しない。
ことなどを学ばせようというものだだそうです。たしかに、以上4点を
養うためには優れたゲームだと言ってよいでしょう。思うようにいかない。
素早く判断しなければならない。さまざまな要素を把握する必要性も、
コミュニケーションを通じて対面している3者への配慮が欠かせません。
麻雀を、最初からこのような目的をもって教えるならば、最高のゲーム
と言えるでしょう。スマホでやっているゲームとは全く別の意義があるの
ではないでしょうか。