「難しい鼻のがん 初期は片側の鼻づまり…蓄のう症など
炎症続くなら早期受診を」・・と言う見出しの記事があった。
どういうつもりで記者はこの記事を書いたのだろうか? この記事を
書いた記者は、鼻のがん患者と会ったこともなければ、その経過も
知らないに違いない。
「鼻のがん」について、なにもご存じない方は、ああ・・そうか
そうか・・と読むだろうが、このタイプのがんを見つけた頃には手が
付けられなくなっているのが普通だ。少々早く見つけても治療が難し
すぎる。 助かる見込みがほとんどないのに、猛烈な苦痛を長期間
味わうことになる。 眼球摘出した患者さんを二人知っているが、
二人とも苦しんだ上に亡くなってしまった。 検査というものは、
良いことばかりではない。
何も知らない方が結果オーラいということもあるものだ。無責任な
言い方だが、本当のことを書いておきたかった。