1980年代後半から90年代初期にかけて一世を風靡した
“マクラーレン・ホンダ”がF1に復活したのは2015年からだった。
しかし、復活したものの全く勝てない年月が続いていた。
マクラーレンと縁を切りレッドブルに変えて、ようやく2019年に
3勝を挙げ、ホンダの復活を世界に見せてくれた。
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2019年シーズン
に3勝を飾り、ドライバーズランキングにおいても自己最高位となる
3位を獲得した。
2020年は、ぜひともチャンピオン争いに絡んでほしいと願っている。
ホンダの復活は、1990年代の大ベテランを呼び戻したことから
始まった。最新工学の粋を誇るF1の世界にあっても「大ベテラン」の
出番が必要だったというわけだ。