みなさん、新年あけましておめでとうございます。
今年もどうかよろしくお願いいたします。 あらゆる分野で
勝手気ままに書いてはおりますが、85年間の経験をいかし、
感じたことをそのまま書いておりますので、お気にいらない
場合も、面白いなと思っていただいた場合も、それなりに、
なにかを感じていただけたらと願っています。
昨夜は、ゴーンさんの海外逃亡というビッグニュースが
飛び込んできましたので、TVはつけて紅白が流れていま
したがほとんど見ずに終わりました。 ゴーン海外逃亡事件
を5連発で書いておりました。紅白のつまらない、がちゃがちゃ
騒動より、ゴーンさんが自分の命を守るために、真剣に考え
行動したドラマよりもすごいことの成り行きに思いをいたらせて
いるほうが紅白の100倍も面白いことだったからです。
これで、ゴーンさんを日本の裁判所で裁くことも出来なくなった。
日本の司法は世界の笑いものになった。この事件一つで、日本の
司法関連の信頼度というものが、地に落ちたと言ってよいでしょう。
私は日本のトップが、日本での裁判継続による日産への影響や、
裁判の長期化、ゴーンさんを守ろうとする世界の国々からの視線を
かんじて、「仕組んだ」と考えていますが、このような仕組みが
表面に出ることはないでしょう。あるとすれば・・30年後、50年後
だろうとみています。もし、「仕組み」もなく、ゴーンさんを
みすみす逃してしまったとすれば、それはそれで、もう恥ずかしい、
穴があったら入りたいほどの屈辱を司法関係者が感じているはずです。
私たちは清廉潔白??で、ことしも楽しく、なごやかに一年を過ごし
て参りましょう。海外逃亡ではなく「海外ゆうゆう散歩」といたしま
しょう。