男子ショートプログラム(SP)が行われ、3年ぶり5度目の
優勝を狙う羽生結弦(ANA)は97・43点で2位発進となった。
GPファイナル、世界選手権を連覇中のネーサン・チェン(米国)
が自己ベストで今季世界最高の110・38点で首位に立った。
SPでの13点差は大きい。フリーでどこまでいけるか、羽生も
追い込まれている。チェンは、4回転を、いとも簡単そうに飛べる。
演技構成とか表現力で羽生に劣っていたが、今期はそれを強化して
きたという。羽生にしてみれば、世界最高得点をチェンから奪い
返したいところだが、逆に引き離されそうな感じになってしまった。