明日(12月5日・日本時間では6日、金)フィギュアスケートの
グランプリファイナルがイタリア・トリノで開幕される。今大会は
史上最高のと言ってよい大会になりそうだ。特に女子においては
熾烈すぎる戦いが繰り広げられることが予想される。
GP6大会での獲得ポイント上位6名(組)だけに出場権がある。
女子シングルは、GP6大会で2勝ずつを分け合った15,16歳の
三人がこの大会で顔をそろえるのだから、フアンにとっては堪らない
大会となった。 コストルナヤ、トルソワ、シェルバコワの3人だ。
この3選手でGP6大会をすべてをロシア勢が優勝したは史上初だ。
トゥルソワはフリーで実に4本の4回転ジャンプを組み入れ、シェルバ
コワは4回転ジャンプの中でも高難度の4回転ルッツをフリーで2本も
入れている。しかも成功率は高い。コストルナヤは4回転を飛ばないが
すべての演技力が高い。トリプルアクセルが完璧で点数を稼ぐ。
上記の3人にザキトワが加わってロシア勢が4人だ。アメリカのテネルも
出るが問題外だろう。 問題は紀平だ!! 紀平がどこまで戦えるか?
ファイナルでは4回転をやるつもりだとは言ってはいたが・・本当にやる
のだろうか?コストルナヤも4回転をやるかもしれない。そうしないと
勝てないかもしれない・・からだ。ロシアの4選手と日本の紀平さんとの
戦いとみて間違いなさそうだが、私は紀平さんの2位だと希望を抱いて
いるのだが。因みに、昨年のファイナル優勝者は紀平さんなのだ。
僅か一年間で・・ロシアの15、16歳が優勝候補と言われるまでに
駆け上がってきたというわけだ。
男子だが・・これは、羽生さんとチェンさんという二人のライバル
対決だといってよいだろう。この二人の差は、微妙でもある。その日の
体調、気分に左右されるのではないだろうか。もちろん羽生さんの優勝
を心から願いたい。