中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

便利なものを追い求め、深刻な地球環境を招いた

 次から次へと便利なものが開発される。夏に点検にきた作業員が

送風機のついた服を着ていたと、妻が驚いていた。

寒い冬には暖かい衣服は多いし、夏場は送風機がついた服で暑さを

しのげるなど便利といえば便利だが、どうも違和感がある。

 1950年代後半に白黒テレビ、電気洗濯機、冷蔵庫が世に出たときは

だれもが喜んだ。誰が言い出したか「家電三種の神器」と、もてはやした。

1960年代になると、カラーテレビ、クーラー、自動車が新たな三種の神器

として注目を集めることになった。白黒テレビがカラーになった時は驚い

たし、乗用車が持てる時代になったことを喜んだ。クーラーは夏場の過ご

し方を変えた。高齢者は、いまでもエアコンと言わないでクーラーというのも、

あの頃からの口癖だ。 2000年代になるとデジカメ、薄型テレビ、DVD

レコーダーが新・三種の神器、あるいは、デジタル三種の神器として注目

された。 今の三種の神器はなにか? それは「時短」がヒントだ。

ロボット掃除機、全自動洗濯乾燥機、食器洗い機の3つだが、いずれも、

AI(人工知能)などのテクノロジーを活用することで「時短家電」とも

いわれる。 家電を取り上げてきたが、便利なものとしてはPCであり

携帯電話・・今はスマホといえるだろう。

 いずれにしても、便利さと電力は切り離せないし、ますます電力が

必要となってくる。 だが、今年は北極圏の氷が過去最低になっている。

温暖化が極端に進んでいる。WMO(世界気象機関)は今日、地球温暖化

原因となる二酸化炭素などの温室効果ガスの世界の平均濃度が去年、いず

れも観測史上、最も高い数値を更新したと発表し、このままでは次世代が

より深刻な気候変動の影響を受けることになると警鐘を鳴らしまた。

 便利さ、快適さを追い求め続けて地球は自滅していくのでしょうか?

これから30年後、50年後の地球はどうなっているのでしょうか?

このまま・・いけいけどんどん・・で行こうと、だれもが思っているの

でしょうか?