中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

だれが地球を滅ぼすのか? 私たちにできることは?

「悪い行いをしている人が世界を滅ぼすのではない、

それを見ていながら何もしなかったものが世界を滅ぼすのだ」

 これは有名なアインシュタイン博士の言葉ですが、胸に響き

ますね。 わたしも「何もしなかったもの」ではないかと・・

反省しています。

 地球温暖化は、あの10年以内に完全な対策ができなければ、

手遅れとなって、2100年の東京銀座は水浸しになるだろうと

予測されています。

 地球の温暖化が新型コロナウイルスのような化け物を発生させた

のかもしれません。 温暖化が、私たちが予測できないようなこと

まで大きく変化させるのかもしれません。

 新型コロナウイルスの終息には地球上の人間が2週間だけ、じっと

動かなければウイルスを収束させられるとわかっていながら、それも

できません。 2100年には日本の、地球上の多くの場所が浸水

してしまっている・・と、きいても、われ関せずと思う人たちがいる

でしょう。

 わずか80年前、私が5歳のころ、「昼線」「夜線」というのが

田舎にはあって、夜だけ電灯が灯るところと、昼間も電灯が灯る家あ

あったものです。電灯が灯るといっても40Wもない、暗い電球が

一軒家に2個か3個だけというものだった。冷蔵庫も洗濯機も電気釜

もテレビもパソコンもない。 だから電気なんてほとんど要らない。

 私が20歳の時に隠岐の島の中之島というところに行ったとき、

電灯は夜の5時が過ぎなければ灯らないことを知って驚きました。

中之島だけではなく隠岐の島本島以外の「前島」と呼ばれる諸島は

みんな同じだったようです。

 飛行機から見ると大都会は「光の海」のように見えますね。地球が

輝いているように見えますね。 夜が真っ暗だったころのことを思い

出すと、いまの夜の風景は「なにかがおかしい」と思ってしまいます。

 「帰宅時間制限」が厳しかった時代は、夜が暗く危険だったからでも

あるのでしょうが、帰宅時間制限もなく、深夜まで遊び歩けるなんて、

やはり人間だけの贅沢なのでしょうか?

 もし世界中の大都会の商圏地域が、夜は8時に消灯すると決めれば

電力消費節約に大きく貢献できるでしょうね。 

 いつの間にか身に染みた「贅沢」を当然のこととして受容している

うちに、大きなしっぺ返しが襲ってくるのではないでしょうか?