今年の大リーグ、チャンピオンシリーズは最高に面白かった。
まさか、まさかの内にチーム結成51年目のワシントン・ナショナルズ
が4勝3敗でワールドチャンピオンに輝いた。両リーグで6地区あるが、
ナショナルズは地区優勝もしておらず、勝率でやっとワイルドカード
の権利を掴みわずか1試合のカードから勝ち進んで、大リーグトップまで
なってしまったのだから下剋上としてのドラマが面白かった。
ナショナルズとアストロズの両チームはどちらもホーム球場では勝てず
相手チームの球場で勝つという珍しいワールドシリーズとなり、大リーグ
発足後初めてのことのようだ。ア・リーグの優勝を決める、アストロズー
ヤンキース戦とナ・リーグ優勝を決めるナショナルズーカーディナルス戦
が淡泊だったし特にドジャーズーカージナルス戦はあっけなかった。
今日のナショナルズのチャンピオンによって、今年の大リーグが終わった。
何とも知れない寂しさがある。なぜならば・・来年も見られるかどうかが
まったく自信がないからだ。せめて、来年の大リーグとオリンピックを見て、
コロッと逝きたいのだが。