9月14日未明に、サウジアラムコ(国営石油会社)のアブカイクと
クライスの施設計19カ所が爆撃され、サウジアラビアはパニックに
陥ったが、このドローン攻撃よりも前に、このブログでそういうことが
起こるかも知れないと書いてきた。 サウジアラビアは数千億円もの
金をかけて防空施設を整備してきたが、僅か数万円で作れるドローン
16機?に攻撃され多大な損害を受けたことになる。 今回の攻撃は
イランによるものだとアメリカは主張しているが、それも怪しいのでは
ないか。もともとドローンはアメリカが作りだして、アメリカが攻撃用
に作り上げてきたものなのだ。これまで実戦で使い続けてきたのもアメ
リカだった。最近になって、アメリカが攻撃したドローンをイランなどが
捕獲し、分解し、作り方を覚えてしまった。部品の多くはアメリカ製だ。
今回のサウジ攻撃に使われたドローンもエンジンなどはアメリカ製だと
明らかになっている。だとすれば、CIAがやった可能性も否定できない。
最近ではドローン大国は中国だ。 人を運べる大型機も作っている。
最新鋭の防空システムも役立たないドローン攻撃は、今後は各国の防衛に
大きな波紋を呼ぶことになる。イスラエルは、すでにドローン用の防衛網
をほぼ完成させている。海に囲まれた日本列島はドローン攻撃に弱い。
ミサイル攻撃に備えての膨大な金が必要な防空システムが先か、ドローン
対策が先かも論議すべきかもしれない。 攻撃しては、忍術のように
ドロ~~ンと消えてしまうかもわからない怖さがある。だれがやったのか
特定できない怖さもある。先日は関空でドローン騒ぎがあったところだ。