今日は「敬老の日」だったそうだ。敬老ってなんだろうか?
昔はというか私が若いころは年寄りは敬うものとして教育されて
きたので、年寄りの言う言葉によく耳を傾けたものだった。
豪州・パースに住んでいた頃、ゴルフクラブで仲良くなった
ミャンマー人から「あなたは、どうしてパースにいるの」と
問われ、リタイアメントビザですと答えたところ、高齢者
というものは、若い人たちに社会についての知恵を貸さねば
ならない、ここでゴルフなんかしていてはダメだよ、と言われた。
彼は政治亡命してきていたのだった。
アジアのどの国でも、昔は高齢者の知恵を若者が学んだものだ。
アジアだけではなく豪州でも高齢者は大切にされているというより、
高齢者が威張っている感じさえする。日本の高齢者はいまや邪魔者
扱いかと思えるほどに存在感がなくなった。
高齢者の日の今日、子供も孫たちも・・だれも電話一本かかってこない。
私の場合は「エサ」を撒かない主義だからな~~仕方がない。
高齢者は、100%と言ってよいほど体の不調を持っている。なにも問題
がない高齢者なんて一人もいないだろう。だが、娘、息子たちは、そう
いうことに気付いていないという人が多いのも現実である。
せめて…敬老の日だけでも・・優しい一言をかけてあげてくださいね。
エサに関係なくね。