死んだら・・どうなるのか?
わたしの歳になると、もし死んだら・・なんて書かない。もし・・ではなく確実に
死ぬからだ。 もちろん、だれでも確実に死ぬ。 しかし、若いころは現実では
ないような思いで「死」を考えているのが普通だとおもう。
周囲から友が減っていく。 同時代を語りあえる人が少なくなっていく。
若い人たちと何ら変わらない「今」を生きているのに、若人たちの目には
高齢者は異星人のように思えるのだろうか。
高齢者と同居していると思われる若人と、そうではない若人たちには明らかな
違いがある。 前者の人たちの高齢者に向ける目には優しさがある。
さまざまな場所で、様々な接し方の中で、それを感じ取れる。あるときに、ある
女性に聞いてみた。「お年寄りのかたと同居しているの?」って。彼女は気持ちよく
「ハイ!、そうなんです」とこたえた。 やっぱり・・なと思った。
死んだら(星)になるのだろうか? そうなら・・いいなとおもう。けどけど・・
日本の夜空ではほとんど星は見えないかもね。 星って・・ものすごく多いのです。
空が真っ白に見えるほどで、あまり美しいとは言えないほど・・びおっしり星で空が
一杯なのです。 一度はそう場所に行って夜空を見てください。 私は、豪州の
パースから車で3時間ほど離れた田舎で経験しました。 娘たちと一緒に行って、
その家を出たとたんにカンガルーが出てきて驚いたものです。娘は海岸で夜空を
仰ぎ見て「わ~っつ、汚い!!」と叫んだのです。それほど星がいっぱいでした。
その中で輝いている火星や金星や木星などなどにはなれないよね。
どこにいるのか探しても見つからないような星になってみても仕方ないか。
じゃあ・・やっぱり・・風になって寄り添うか・・。