中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

本の新聞広告から見えること

 毎日新聞の今日の本の広告から・・。
「自分が高齢になるということ」 和田秀樹著   新講社
「もうちょっと(雑)に生きてみないか」 和田秀樹著  新講社
「人の名前が出てこなくなったときに読む本」 松原英多著 KKロングセラーズ
「最強の若返り」浅川雅晴著   KKロングセラーズ
 この手の本の広告が多くなった。毎日のように新手の題名で見かける。
 新聞の広告欄に掲載されている本は(がん関連本)か(高齢者関連本)だと
言ってよいほどだ。
 本を読んで高齢者が抱える問題が解決するとはとてもおもえない。高齢者が
抱える問題は多岐にわたっており、だれかにちょっと教えてもらったからといって
解決するようなものじゃない。
 これは(がん関連本)にも言える。がんのことは奥深くて広い。 身体のことを
基本的によく知ることから考えないと(がん)は見えてこない。ハウツーものの
ような本で学ぶことではないのだ。
 日本では「科学本」が少ない。売れないからあまり作られないのだろう。
病気のことをトピックス的に扱っているような雑誌や新聞記事がよく読まれている。
 もっと奥深く学ぶ習慣を日本人は身に着けるべきだと思っている。